人は誰でも「褒められる」と嬉しいものです。
特に男性は女性から「褒められる」と
「男としての価値が認められた」気がして
めっちゃうれしくなります。
ただあまり「褒められ慣れていない」モテない男なら
普通に褒めるだけで充分なんですが、、、
モテる男性はわりと「褒められ慣れている」ので
ありきたりの褒め方だと印象が残らないかもしれません。
そこで会話が苦手な人でも褒められるように
サンフランシスコ州立大学の心理学者、
ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが発表した
「ジョハリの窓」
を利用して褒めます。
「ジョハリの窓」とは簡単に言うと
『相手とコミュニケーションをとる時の
「自分」は4つに分けられる』
という考え方です。
その4つとは
①「自分」にも「他人」にもわかっている自分
②「自分」はわかっているけど「他人」はわかっていない自分
③「他人」はわかっているけど「自分」はわかっていない自分
④「自分」も「他人」もわかっていない自分
の4つのことです。
これだけ見てもよくわからないと思うので
具体例を交えて説明していきたいと思います。
まず普通、相手を褒める時は
「本人」も「周りの人」もわかっていることを褒めます。
- かっこいい人に「かっこいい」と言う
- おもしろい人に「おもしろい」と言う
- オシャレな人に「オシャレ」と言う
ジョハリの窓で言うとこれは
①「自分」にも「他人」にもわかっている自分
を言っていることになります。
これはモテる男性は言われ慣れていてあまり印象に残りません。
人によっては、ぶっちゃけ「またか」と思ってうんざりします。
そうではなく印象を残すためには
「あなたは気づいているけど
その男性は気づいていない部分」
と
「その男性は認めてほしいのに
人に認められていない部分」
の2つをほめないといけません。
たとえば、会ったばかりの男性なら
「その時計、すごくかっこいいですね」
「うわっ、○○さんの手って指が長くてきれいですね」
など、その人が言われ慣れていないだろう
外から見える「部分」を褒めると好感をもたれます。
これはジョハリの窓で言えば
③「他人」はわかっているけど「自分」はわかっていない自分
に当てはまります。
「あなたは気づいているけど
その男性は気づいていない部分」
を褒めたことになります。
次にある程度会話したら、なんとなく相手のことがわかってきます。
そうすると
「彼が自分自身をどう思っているか」とか
「どう思われたい」と思っているかが
なんとなくわかってくると思います。
それをそのまま言葉にして伝えてやるのです。
具体的に言うと、勉強や仕事をがんばっているのに
なかなか報われないと彼がグチったなら
その男性は
「がんばっていることを認められたい」
ということがわかりますよね。
だから、そんな時にあなたが
「がんばっているのに報われないとモチベーションさがるよね」
というように彼が人から認められたいのに
認められない部分を「あなた」が認めてやるのです。
これはジョハリの窓で言うと、彼の
②「自分」はわかっているけど「他人」はわかっていない自分
をあなたが見つけてやり
①「自分」にも「他人」にもわかっている自分
に変えるということです。
しかも、この場合の①の「他人」というのは
「あなた限定」
です。
つまり、
彼の「がんばっている自分を認められたい」という
彼の気持ちをあなただけがわかっているということになります。
こうなれば、彼があなたに好感をもたないわけがありません。
また褒めるということは相手に嘘っぽく思われ、警戒される可能性があります。
ですが、今回紹介したのは
「相手が気づいていない良い部分を指摘する」のと
「自分の感想をただの意見として言う」だけなので
相手に警戒されにくいです。
これを読んだ人の中には2つ目の仲良くなってからの
「相手がどんな風に思われたいと思っているかがわからない」
という人もいるかもしれません。
その時は最初の
「相手が気づいていない良い外見を指摘する」
だけでも効果があるのでやってみてください。
さらにその男性を彼氏にしたいなら
「好きな人を彼氏に変える正しい手順」
をまとめたこちらの記事も参考にしてください。