当たり前ですが、私たちはできることなら
「好きな人とは幸せな恋愛をしたい!」
と思いますよね。
ではそもそも「幸せな恋愛」とはいったいなんでしょうか?
あなたは「幸せな恋愛」とはどんなものだと思いますか?
好きな人と両想いになる…
好きな人の彼女になる…
好きな人と結婚する…
確かにこれらは恋愛で「成功」はしています。
しかし、私は「幸せな恋愛」の
“すべて”ではないと思っています。
これからあなたに
「幸せな恋愛」を語る上で
まずあなたに聞きたいのが、
あなたは
「ハチミツとクローバー」
というマンガを知っていますか?
「ハチミツとクローバー」(以下ハチクロ)
とはアニメや実写映画、
テレビドラマにもなった
羽海野チカ先生の大ヒットマンガです。
知っている人も多いと思いますが、
知らない人のためにどんな話かと言うと…
美術大学を舞台に、
いわゆる「青春群像劇」を
ハイテンションなエピソードや
静かな感動シーンを通じてとらえていく。
恋愛に不器用な大学生達の
報われない恋模様や、
自分の才能や生き方について
迷う若者達の姿を描いている。
引用元:ウィキペディア
・・・という話です。
さて、このハチクロの中には
色々な登場人物が出てきます。
その中で主人公の竹本君という男の子が
はぐちゃんという子に恋をします。
結論から言ってしまうと
竹本君は、はぐちゃんにフラれてしまいます。
そんなフラれた竹本君が最終回で
「実らなかった恋に意味はあるのか?」
と自問します。
あなたはどう思いますか?
実らなかった恋に意味はあると思いますか?
誰もが「恋愛で幸せになる」と聞けば
好きな人と両想いになって
付き合えることを、あるいは
結婚することを想像すると思います。
もちろん、それが1番だと私も思います。
ですが、だったら
実らなかった恋は「無駄」なんでしょうか?
「脈がない恋愛」は
初めからする価値がないのでしょうか?
うまくいかないのなら
人を「好きになる意味」はないのでしょうか?
竹本君は
「意味はある」
と言い切ります。
そして、
「はぐちゃん、オレは
君を好きになってよかった」
と締めくくります。
好きな人と幸せな恋愛をするとは
結局、竹本君が言った
「君を好きになってよかった」
という、このセリフに
集約されると思います。
好きな人と
付き合えても付き合えなくても
あるいは、別れたとしても
「こんな気持ちにさせてくれる人と
出会えてよかった」
「彼を好きになってよかった」
「この恋には意味があった」
こういう気持ちになる恋愛こそが
本当の意味で好きな人と幸せな恋愛をする事だと
私は思います。
どうして竹本君がそう思ったかは
ハチクロを見ればわかります。
もしまだ見ていない人は
マンガを読むか、アニメを見てください。
私のおすすめは「アニメ」です。
普段、アニメを見ない人でも
恋愛に興味があるなら
大人でもおもしろいと思います。
ハチクロを見れば
好きな人と幸せな恋愛をするという事が
どういうことか学べるので。
特に失恋した人は見れば
また恋がしたくなると思いますよ。
P.S.
ちなみに私がハチクロで好きなキャラは
青春スーツを再装着した野宮さんと
ローマイヤ先輩です(笑)