前に「恋愛は科学だ!」というテレビ番組で
科学的に「失恋」と「浮気」について語っていました。
恋愛に賞味期限はあるのか?
人類学のヘレン・フィッシャー博士によれば
「恋愛初期の熱い気持ちがいつまで続くかは
人によって大きく異なる。しかし、なぜ終わるかはわかっている」
人が激しい恋に落ちたとき
脳は「ドーパミン」という脳内ホルモンを大量に出します。
「ドーパミン」とは高揚感や集中力をあげる脳内ホルモンで
「恋した相手をパートナーにしたい」という強い欲望を
ドーパミンが引き出すんだそうです。
【恋の燃料はドーパミン】ということです。
しかし、ドーパミンの出過ぎは体に大きな負担をかけます。
だからいずれ終わりがくるようになっているそうです。
そしてその後、冷静に判断しようとする脳の部位が活発になり
脳は「この人で本当にいいのか?」と考え出すそうです。
これが、恋の賞味期限?ではないかと言っていました。
ついに発見!!浮気につけるクスリ
神経科学の専門家 ルネ・ハーレマン博士は
「浮気を防止する脳内ホルモン」を見つけたそうです。
それは「オキシトシン」という脳内ホルモンです。
オキシトシンとは母性本能にかかわる物質で
陣痛促進剤にも使われていて
子供への愛情もオキシトシンが関わっています。
ルネ・ハーレマン博士によれば、オキシトシンは
「男女の結びつきを強める絆ホルモン」なんだそうです。
オキシトシンは男性も持っていて
キスやスキンシップなどで、性的興奮するとオキシトシンが大量にでて
彼女との絆を強くすることが実験から分かったそうです。
だから、あなたが彼氏とスキンシップが少ないと思ったなら
それは彼が浮気しやすくなっているかも?しれません。
失恋の痛み=体の痛み
ヘレン・フィッシャー博士が「失恋した人の脳」を調べたところ
失恋すると脳内では「本当に肉体の痛みを感じている」ということが分かりました。
脳内では失恋すると
「歯医者がドリルで削りすぎたくらいの痛みを感じている」
ということです。
なぜ、そんなにも激しい痛みを感じるのか?
それは失恋することでDNAを残すチャンスがなくなったからです。
つまり、子孫を残せなくなるということ。
これは子孫を残そうとする人間の本能的にまずい事態です。
だから、それを繰り返さないために体が激しく痛むということです。
そして、失恋した時、痛みを感じると同時に
「ネガティブな出来事をポジティブに変える脳の部分」
が活性化していました。
脳は痛みと同時に
失恋から何かを学んで成長しようとしているということです。
さらにヘレン・フィッシャー博士は失恋から立ち直るためには
「毎日1時間の運動をする」といいと言ってました。
運動すると、ドーパミンがまた出てきて、
気持ちが明るくなって体の痛みも癒されるということです。
【恋の燃料はドーパミン】なので、
新しい恋に目が行きやすくなるということです。
P.S.
番組内で、色々なアンケートをしていたので
それも載せときます。
男女にアンケート
《別れを予感した瞬間 ベスト5》
1位 メールの返信が遅くなる
2位 会話がはずまない
3位 態度が冷たくなる
4位 デートの回数が減る
5位 会えなくなる、遠距離になる
また「恋人と別れるまでの日数」を調査すると
「2年以内に分かれるカップル」が一番多いということです。
「恋愛の壁はおよそ700日」ということらしいです。
P.P.S.
もし新しい恋をしたくなったら
「好きな人を彼氏に変える正しい手順」
をまとめたこちらの記事も合わせて読んでみて下さいね。