命彼氏の作り方をここで教えます>>

 

当ブログ管理人:浅羽英明より

 

いつも恋愛がうまくいかない理由は幸せ恐怖症だから!

恋愛心理
スポンサーリンク

 

 

 

あなたは羽海野チカ先生の「3月のライオン」ってマンガご存知ですか?

 

 

 

 

幼い頃に事故で家族を失った17歳のプロ将棋棋士である主人公・桐山零と

東京下町に住むあかり・ひなた・モモという3姉妹とのやりとりを中心に

プロの将棋の世界を描いたマンガです。

 

 

この作品は個性的すぎるプロ将棋棋士たちの人間ドラマを

情熱的かつ繊細に描写しているので、将棋に詳しくない私でも

読んでいると感情移入してしまい、胸が熱くなります。

 

 

そんな3月のライオンの12巻で、

作者のあとがきにこんなことが書いてありました。

 

素晴らしい出来事が次々と流れ星のように降って来てくれて

こんなにも嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらないのに、

流れ星って実際に体のすぐそばにボッカンボッカン落ちてくると

本能レベルで「恐怖」に近いものを感じてしまい

エマージェンシーベルが誤作動を起こしたり、

本当にカッコ悪い日々を生きております。

 

大きな幸せをキチンと受けとめるには

その幸せの大きさに見合うだけの器が必要なんだという事を

改めて思い知らされまくっている日々です。

 

引用元:3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス) [ 羽海野チカ ]

 

 

獅子座流星群のように

たくさんの流れ星が夜空を駆け抜ける姿を

遠くから見ているととても感動しますよね。

 

でもそれが自分の周りに落ちてきたら、

それは隕石であり、ただの災害です(笑)。

 

 

これってホント「幸せ」とよく似ています。

 

 

幸せは遠くから見るとものすごくうらやましく、

ぜひ自分も欲しいと思いますが、いざ自分の身に落ちてくると

幸せを受け止められずに逃げ出してしまいたくなります。

 

幸せって本能的には実は怖いもので、

幸せをキチンと受けとめられる器がないと気付かぬうちに

自分で幸せを壊すような行動をしてしまいます。

 

 

私はこれを勝手に「幸せ恐怖症」と呼んでいます。

 

 

このあとがきを読んで私は

昔見たテレビで、ある女性芸能人の方が

言っていたことを思い出しました。

 

その女性は好きな男性のタイプを聞かれたときに

次のように答えました。

 

「私は私を好きになる男が嫌いなんですよ」

 

これを聞いて他の出演者もビックリして

「えっ、どういうこと?」と聞き返しました。

 

すると、その女性はどうしてそう思うようになったかを

別の番組で有名な精神科医に分析してもらった話をし始めました。

 

その精神科医からは原因は

「子供のころに親にとても厳しく育てられたことにある」

と言われたそうです。

 

「親が厳しい」というのはつまり、

「子供にこうなって欲しいと期待すること」です。

「自分の思い通りに育って欲しい」と「期待」することです。

 

その女性はそんな「親の期待」に応えようと

必死になって努力してきたんだそうです。

 

 

でも「親の期待」というのは「限度」がありません。

 

 

そのため、親の期待に応えようとどんなに努力しても

親の期待を満足させることはできませんでした。

 

 

するとこの女性はいつしか、

親の期待に応えられない自分は

「なんてダメな奴なんだ」

と思うようになったんだそうです。

 

 

そして、

 

 

それは大人になった今も心のどこかで自分を縛り、

自分の事を「ダメな奴」と思っていると精神科医に言われたそうです。

 

 

事実、この女性は自分を好きになる男性を見ると

「ダメな自分を好きになるなんて、この男センスねえなあー」

と思ってしまうそうです。

 

 

これって分かりやすい「幸せ恐怖症」です。

 

 

この女性も好きな人と結ばれれば、

幸せになることは頭ではわかっているんです。

 

しかし、「ダメな自分」という思いが潜在意識に刻まれているので、

そんな自分を好きになる男性も「ダメな奴」だと思ってしまい、

男性からの好意を拒否してしまいます。

 

 

まさに「幸せを受け止める器がない」のです。

 

 

この話はちょっと極端ですが、

恋愛がいつもうまくいかない女性にも当てはまる話です。

 

 

たとえば、何年も恋人がいない生活をしていると

恋人がいない自分が当たり前になってきます。

 

そんな中、男性とうまくいきそうになると

「イケメンじゃないしな」

「性格が優しすぎる」

「収入がちょっと…」

と相手の悪い所を探したり、

「趣味の時間が減る」

「メール返すのがめんどう」

「1人の方が楽だな」

という感じで、恋人がいるデメリットや

1人でいるメリットばかりを口にします。

 

 

これは幸せを拒否しようと潜在意識のエマージェンシーベルが

「誤作動」を起こし、けたたましく鳴り響いている状態です。

 

もしこの誤作動を信じてしまうと

今までと変わらない安定した「恋人がいない日常」が戻って来ます。

 

 

あるいは毎回、毎回、ダメ男と付き合う女性も

いざ自分に優しい男性とうまくいきそうになると

関係を壊すような行動を起こしてしまいます。

 

ヒドイ場合になるとわざと自分から浮気をして

関係を終わらせようとします。

 

 

これらの症状こそ「幸せ恐怖症」であり、

原因は共通して

「自分が望む幸せを受け止められるだけの器」

を持っていない事です。

 

自分には

「幸せを受け取れる価値がある」

と信じられないのです。

 

 

だから、もしあなたもいつも恋愛がうまくいかないなら、

自分にその幸せを受け止められるだけの器があるかを確認してみて下さい。

 

自分で自分の幸せを壊すような言葉や行動をしてないかを確認してみて下さい。

 

 

人は自分が持っている「幸せを受け止める器」以上の幸せな人生は送れないのですから。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました