恥ずかしい話、私は人見知りなので
昔は初対面の人と会ったとき
あちらからあいさつ《されたら》
こちらもあいさつ《しよう》
と思っていました。
しかし、実際
【何か《されたら》何か《しよう》】
と思ってしまう人は私だけでなく
ほとんどの人がこう思ってしまうのではないでしょうか。
これは「あいさつ」だけではなく
すべての『感情』と『行動』にも当てはまります。
- やさしく《された》から、やさしく《しよう》
- イジワル《された》から、イジワル《しよう》
- 嬉しいことを《してくれた》から、相手を《喜ばそう》
- 傷つけ《られた》から、傷つけて《やろう》
というように
人は良いことも悪いことも何であれ
相手からもらったものと同じものを返そうとします。
ちょっと難しい言葉を使うなら
「返報性の原理」と言われる人間の持つ心理の一つです。
しかし「相手がなにかしたら~する」というのは裏を返せば
【相手まかせで自分の『感情』と『行動』を決めている】
ということです。
相手が与えてくれたものに対して反応するわけですから。
そして、これが実はあなたにとって最高のお知らせです。
なぜかって?
だってあなたの周りの人のほとんどが
【何か《されたら》何か《しよう》】
と思っているために、ほとんどの人が
【相手まかせで自分の『感情』と『行動』を決めている】
のです。
好きな人から見て相手とは「あなた」のことです。
ということはあなたが与えるもの次第で
相手があなたに何を返すかが決まります。
つまり
間接的に相手からあなたに与えるものを
あなたが決めることができるということです。
これを恋愛に応用しない手はないです。
たとえば、彼が仕事が忙しくて会えなくて
1か月ぶりのデートが実現したのに、
彼がなんだか楽しそうじゃないとします。
そんな時、あなたならどうしますか?
ほとんどの女性は
「せっかく、1ヵ月ぶりに、会えたのになんでそんな顔するの!!」
と、彼と会えることを楽しみにしていたために、
なんで自分と同じ気持ちじゃないんだと
思わず彼を責めるような発言をするんじゃないでしょうか。
そんなことを言われた彼は
先ほど言った通り、「返報性の原理」が働き
「こっちは仕事で疲れてんだよ!!
そんなこというなら、会うんじゃなかった」
と、あなたに言い返すことになります。
このように「責めるような発言」をあなたが与えたため
相手からは「責めるような発言」が返ってきます。
では、彼にもっと自分とのデートを楽しんでほしい場合は
あなたは何を与えればいいんでしょうか?
この場合、彼は別にあなたとのデートが嫌なわけじゃなく
ただ、仕事で疲れているだけです。
そんな、疲れている状態なのに、
ムリしてあなたとデートしているわけです。
なぜ、ムリしてまでデートするかというと
当然、あなたが好きで、あなたと会いたかったからなわけです。
なので、その気持ちを言葉にして
「仕事で疲れているのに、
私のために時間を割いてくれてありがとう」
と、相手を「気遣う言葉」と「感謝の言葉」を与えます。
すると、彼も
「こんな疲れた顔していたら、彼女に悪いな」
と、思ってくれやすくなります。
このように、あなたが何を与えるかで
相手から返ってくるものが変わります。
もし、自分の望むようなものが相手から返ってこないなら
「今、自分が何を与えているのか?」
「何を与えれば、自分が望むものが返ってくるのか?」
を真剣に考えてみてください。
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何を与えれば告白してくれるかがわかると思います。