「年収1,000万円の男性と結婚して専業主婦になって、
港区か世田谷区に住んで、2人の子供には私立の学校に通わせて、
ママ友とレストランの個室で優雅にランチして、1年に1回は家族で海外旅行」
仕事がしんどくて逃げ出したい女性なら
誰もが一度はこんな妄想をするのではないでしょうか?
しかし、残酷なことに
年収1,000万円の男性と結婚しても
こんな生活は送れません。
現実は次のようなものです。
・年収1,000万円の男性の一般的な手取りは約750万円程度
・住まいは八王子のファミリーマンション
・旦那は超多忙で日付が変わる頃に帰宅
・専業主婦なので子供は保育園に預けられず朝から晩まで子供と3人きりの生活
・都心から引っ越したので親しい友達が近くにいない
・子供を幼稚園や小学校から私立に入れるのは経済的に無理
・ランチは月に一度3,000円まで
・海外旅行は5年に1回(身を削るほどの節約をして格安ツアーなら)
引用元:Livedoorニュース
どうでしょう?
仕事をしたくないという軽い気持ちから婚活して、
年収1,000万円の男性と結婚して
優雅な専業主婦になりたいと言うのが
いかに世間知らずかがよくわかったと思います。
ちなみに冒頭のような優雅な生活を送るとなると
最低でも年収は2,000万円以上いるそうです。
ただ国税庁が公表している
「平成26年分民間給与実態統計調査」によると
給与所得者の中で年収2,000万円を超える男性は
わずか「0.7%」しかいません。
しかもこの0.7%の男性の中には
既に結婚している男性や
高齢(年収が高い男性は一般的に年齢が高い)すぎて
恋愛対象外の男性もいます。
つまり、年収2,000万円以上の男性と
結婚して優雅な専業主婦生活を送るのは「奇跡」です。
それに専業主婦になると仕事をしなくなるので
社会とのつながりが希薄になります。
仕事はがんばれば成果が出たり、
給料が上がったり、誰かが認めてくれたりします。
ですが、専業主婦になると給料はでませんし、
自分のがんばりを認めてくれるのは旦那さんだけです。
愛情たっぷりの旦那さんなら
きっとがんばりを認めてくれると思います。
しかし、どんなに家事をがんばっても
認めてくれない旦那さんだったら地獄です。
つまり、
専業主婦というのは
結婚する相手の男性の年収や愛情によって
地獄にも天国にもなる職業なんですね。
だから、専業主婦になるなら
ちゃんと現実を見て、覚悟をもたないとなってはいけません。
ましてや仕事がしたくないから専業主婦になって
優雅な生活を送りたいと言うのは
平日の昼間からゴロゴロォゴロゴロ。
あ~あ、息子がジャスティンビーバーだったらなぁ。
byずん飯尾
と同じレベルのことを
言っているようなものなのでやめましょうね(笑)。