どうも、浅羽英明です。
前回、お話しした通り、
「声が大きい人、小さい人」
「声が高い人、低い人」
「しゃべるのが速い人、遅い人」
などその人独自の「個性」があるように
LINEやメールにも
・毎日何回もメッセージを送りたい人もいれば用事がある時だけでいい人もいます。
・絵文字やスタンプなどをたくさん使いたい人もいれば文字だけ使う人もいます。
・毎回、長文を送る人もいれば一言だけしか送らない人もいます。
という
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
が人それぞれあります。
そして、恋愛において好きな人の
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
を理解していないと、
気持ちのすれ違いが起きて
最悪、別れてしまうことになります。
ではそれはいったいなぜか？
わかりやすく説明するために
「インダイレクトコミュニケーション」
の反対の
「ダイレクトコミュニケーション」
つまり、直接、会って
会話している時を考えてみましょう。
たとえば、あなたの友達が
「声が小さい」という個性の
持ち主だとしましょう。
あなたは友達が
「いつも声が小さい人だ」
とわかっているので、
あなたが話しかけて
たとえ返事の声が小さくても
「今、不機嫌なんだな」
とは思わないはずです。
しかし、友達が元々、
「声が小さい人」ということを知らない人が
この友達と話した場合はどうでしょう。
話しかけても小さい声でしか返さないので、
話しかけた人は
「嫌われてるのかな」とか
「不機嫌なのかな」と誤解してしまいます。
その友達が内心、
どう思っているかとは関係なく
悪い印象を与えてしまいます。
この現象が
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
を知らないとLINEでも起きます。
たとえば、あなたが彼氏とは
「毎日何度もLINEをしたい人」
だとします。
しかし、彼氏は
「用事がある時しかLINEをしたくない人」
だとします。
付き合い始めは気持ちが盛り上がっているので、
彼もあなたに合わせて毎日来るLINEに返信します。
ですが、彼は元々、
「用事がある時しかLINEをしたくない」
という
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
の持ち主です。
そのため、だんだんと彼は毎日メッセージを
やりとりするのが「負担」に感じてきます。
返信が遅くなったり、返さないようになってきます。
しかし、あなたは
彼のLINEの返信が遅かったり、返さない理由を
「浮気してるんじゃないか」
「私と別れたいと思っているんじゃないか」
と不安になったり疑ったりします。
ですが、この場合は
彼がLINEの返信が遅かったり、
返さなかったりするのは、単純に彼が
「用事がある時しかLINEをしたくない」
という
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
の持ち主なだけです。
あなたへの気持ちは全く変わっていません。
なのに、あなたは彼に向かって
「なんでLINE返してくれないの!!」
「浮気してるんでしょ!!」
と責めたり、浮気を疑ったりします。
彼にすれば濡れ衣です。
そして、誰でも好きな人に
「分かってもらえない」、
「信じてもらえない」
というのはものすごくつらいことです。
そのため、彼はあなたから離れていきます。
本当は彼もあなたのことが好きだったのにです。
あなた自ら２人の関係を壊してしまうんです。
先ほどの
「声が小さいという個性を持っている友達」
と同じで、彼の内心とは別に
あなたは彼を誤解して彼を傷つけてしまうんです。
原因はあなたが彼が元々、
「用事がある時しかLINEをしたくない」
という
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
の持ち主ということを知らないこと。
そして、あなたが
「毎日何度もLINEをしたい」
という
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
を持っているために、２人の間に
【インダイレクトコミュニケーションの個性の「ズレ」】
があることを理解していないからです。
このように、あなたの好きな人が
インダイレクトコミュニケーションで
どんな個性を持っているかを
事前に知っておかないと
気持ちがすれ違ってしまう原因になります。
では、どうやったら彼の
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
を知ることができるんでしょうか？
そして、どうやれば
個性のズレを解消できるんでしょうか？
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
を判断するポイントは２つあるんですが、
それはまた次回、お話ししますね。
Ｐ．Ｓ．
男性は口説いている最中や
付き合い始めはあなたの
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
に合わせますがしだいに
元々、本人が持っている
「インダイレクトコミュニケーションの個性」
に戻ります。
これを聞くと
「これって気持ちが冷めてきたということじゃないの」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、男性が元の個性の戻るというのは
気持ちが冷めたのではなく、
あなたに心を許しているからです。
その理由は以前、ブログに書きましたので、
よかったら参考にしてくださいね。